メインテナンスコストの削減
耐用年数
ここでは駐車場設備の塗装ではありませんが、私たちがプラント設備を塗り替えした実例で
「耐久性と耐用年数」に自信を深めていることをご案内いたします。
写真はクリックすると拡大して見られます。
この写真集の説明の前に
設置場所は工場と事務所ビルの間に設置され、タンクの架台以下は日も当たらなく、風とうしも悪い環境です。
約13年前の1991年に競合の上、当社に工事のご拝命をたまわりました。(残念ながら当時の写真記録はありません。)
そして、2001年秋塗替えの特命を依頼されました。
下の写真は足場も組み終え、高圧水洗をして、局部的に特殊浸透性樹脂(うぐいす色)を塗布しているところです。
その当時はは水洗い、特殊浸透性の局部塗布は行いませんでした。)
写真はクリックすると拡大して見られます。
1991年にさび具合の状況は資料がないのですが、かなりさびが発生してたと思います。
重防食塗装ということで施工いたしました。現在ほど耐久性について集中していたようにも思いません。
10年経って再びこのプラントの状況を見た時、腐食もなくさびの進行も架台、狭隘部、ボルト、
配管のフランジ等に発生し、タンクは大きなさびの発生はなかったと記憶しています。
2001年の塗装では高圧水洗、特殊浸透性樹脂の採用等ケレン・塗装技術の向上に努力しました。
次の写真集は2004年春2年目の点検のものです。(私達は自主的に点検させていただきました。)
ご覧のように2年経過した現在もさして大きな塗膜障害もありません。
耐久性と対応年数をテ−マにして、塗替えのメインテナンスコストの低減にいどむ
私たちの弛まざるひたむきな姿勢をご案内できたと思います。
さて、機械駐車場設備を塗装して2年の検査を受けた経過をご報告いたしましょう。
このホームページのトップに写真になっている機械式駐車場です。
「工程のながれ」で掲載した装置の一つです。
湯河原の山間の斜面に立地して、相模湾を見下ろし、伊豆山を眺望し、小鳥のさえずりに、時には猿も散歩していて
人の世を忘れさせてくれそうな閑静な温泉リゾートマンションの駐車場設備です。
しかし、機械式駐車場設備の塗膜にとっては、この山間に設置している立地条件は厳しいものであります。
夏は相模湾から吹き上げる潮風に見舞われ、冬は山から吹き降ろされる落ち葉の堆積(湿度を将来温存させる)等、
自然の中で
すごしていかなければならないのです。
さて、2年検査の時の写真を見ていただきましょう。
2年検査日は今年3月でした。
管理組合関係者お二人、塗料材料4供給商社2名、設備機械据付会社社長(ピット内部のボルト交換)と私が
検査に立会いました。
2年ほど前事前調査で、亜鉛メッキ鋼材でさえあれほど錆を出し、ボルトも腐食している(工程のながれ・写真参照)
状態を考え、塗料樹脂の選択も慎重になったことを思い出したことでした。
総じて錆の発生もなく良好という結果で、関係者から今後長期にわたっての塗装メインテナンスについても
相談等協力を依頼されました。
写真は局部的になりましたが、部分的には錆が出ているところも見受けられますが、90点はもらえたかと思います。
年月の経時による塗膜状況の怖さは、、塗装完了日には「綺麗に仕上がった」だけで、これから先何年もつかという
耐久性を想定しないと解消できないと考えています。
今回の2年検査でもあと10点が不足、塗装技術を絶え間なく切磋琢磨して研究向上させなければなりません。
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