メインテナンスコストの削減

機械式駐車場設備の塗替えのコストの削減

さて耐久性をもった高品質な塗装で機械式駐車場がリニュ−アルされました。
それでは耐久性はどのくらいの年月の経過を考えているのか。一体どのくらいもつのか。
そして、それでは「塗装工事費はいくらか」に答えを出さなければなりません。
一般的には(特別な仕様でないかぎり)期待耐用年数は4年から5年くらいだと考えます。
極端な著しいさびのない状態でご利用できるでしょう。
塗装工事費に関しては別のファイルで試算した資料がありますので、ご参照ください。コストの試算はこちらへ 
工事費について少し考えをおはなしいたします。
提案している塗装仕様で競合できれば対等ですが、概して「高い」・「安い」の競合では
私たちはたいがい落選でしょう。イニシャルコストは高いからです。
ごあいさつの冒頭でほっこり「133」をご案内いました。国内産の今年品種改良されたかぼちゃです。
粉質はきわめてホクホクで食味は極上で、えびすかぼちゃに勝ります。
私は化学肥料を使わず無農薬で種からの栽培です。ホクホクの好きな方なら、値が張っても購入するでしょう。
そして市場に少ないから食味した人はその味を忘れないでしょう。
「こだわりのある塗装」と「単なる塗装」では当然値段もちがってきましょう。(わたしたちも価格競争のために
品質の上で苦い経験をしたこともあります。)
あまり良い例ではなかったかも知れません。が、イニシャルコストが高くても、塗装のメインテナンスコストの
削減が期待されれば、土俵の上に堂々と上がってもしかるべきだとお伝えしたかったのです。 
あのマンションでも複数の業者の中で検討されたことでしょう。
塗装仕様の設定も私たちで考え提示いたしました。
値段的にもほかより高かったかもしれません。
しかし、装置の現状を認識されて一般的な鉄部の塗装では対応できないと判断されて、
私たちがご用命を賜ったのかもしれません。
つぎに期待対応年数についてです。
先ほどの工程で取り上げたマンションの駐車場で検討いたします。
設置後9年目ではじめて塗替えの工事をいたしました。
計画は2年前です。具体化され予算化したのは昨年の上期です。
計画から実施まで約2年近く経ています。2年前というと設置後約6〜7年です。このころこの駐車場は塗替えの
必要に迫られたのです。
写真で見たように、私たちの施工前の装置の診断では、A.B.C.Dの評価でC→Dの範囲でした。
しかし2年前の計画の時点では装置の状態はもっと良かったはずです。
いちど「塗膜の劣化を生じさびが発生すると、その後の進行は速い」と前に述べました。
このよう考えて見ますと、期待対応年数として7から8年は塗替えコストの削減のためのボ−ダ−ラインだと
思っています。装置の塗替えする回数を少なくすることは、駐車場への修繕維持費の削減であります。
その塗装仕様をいろいろ検討もしています。10年以上対応とか。しかし、長い経験があるにもかかわらず、駐車
駐車場装置の塗替えでは、その実績が評価される時期にはいたっておりません。
しかし、私たちにはこの耐用年数に対する考え方はある実績を根拠にして自信を深めています。
耐用年数はメインテナンスコストに及ぼす重要な要素です。
長持ちしてくれなければ困るのです。
次のペ−ジで耐用年数に対する自信をお話いたします。

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